2016年02月26日

どちらも的を得ている

本日は、人権啓発推進員の研修会(菊池市主催)に参加してきた。
行先は、大分県は水郷・日田市の「咸宜園(かんぎえん)」。
江戸時代後期に生まれた儒学者「廣瀬淡窓」が日田に開いた、日本最大規模の私塾。
「咸く宜し(ことごとくよろし)」とは、すべてのことがよろしいという意味で、淡窓は門下生一人ひとりの意思や個性を尊重する教育理念を塾名に込めたとのこと。
この塾では、身分・出身・年齢などにとらわれず入塾できた。また、全ての塾生が平等に学ぶことができるようにされた。半面、厳しさもあったそうな。毎月試験が行われ、月旦評(げったんひょう)という成績評価と称して、一級から九級までの階級をその都度発表していた。
淡窓の死後も、明治30年まで存続した。80年間で、ここに学んだ入門者は約4,800人に及ぶ。塾出身者には、高野長英や大村益次郎、清浦奎吾、上野彦馬、長三州、横田国臣、松田道之などがいる。
P1000501塾.jpg
ガイドさんの説明は立て板に水、咸宜園の門下生のように感ずる。
で〜つ、おいら、市役所の担当課長に言いました「今の学校教育には、競争の原理がありませんので、咸宜園の見学は、教育委員会の方たちをお誘いした方がお似合いでは」と。
課長曰く「その昔、身分・出身・年齢などに関係なく入塾できたことに意義がある」と。
ま〜あ、どちらも的を得ているんでは・・・。
   鋭きも鈍きも共に捨て難し。錐(きり)と鎚(つち)とに使いわけなば
廣瀬淡窓名言集から


posted by 松つあん at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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