2016年11月09日

「道」

本日は、熊本市内で友人達と昼食会の予定であったが、一人が体調不良のため、延期することになった。
そいじゃ〜ぁ、西岡さん(サラリーマン時代の直属の上司)の葬儀に行けるんじゃないかっ。
佐賀市に向かって、車を飛ばす。
葬儀の時間より1時間前に着いた。
奥さま・長男・長女、三人が、身体を寄せ合うようにして、肩を落としていらっしゃる。
「先月のお見舞い、25年振りの再会だったんですが、西岡さんの神通力で、おいらに逢いたいと、引っ張られた感じがします。生前に逢えて良かったと思っています」と、慰めの言葉をかける。
長男さん(東京在住・40歳)「父は職場では、どんな男だったんでしょうか・・・」と、尋ねられた。
「一言では言い尽くせませんが、大きな道筋を指示された後は、部下にお任せタイプ。成功した場合は、おいら達部下の手柄にし、大小の失敗があれば、すべて西岡さんが一手に背負われていました。てなことで、おいら達は仕事がやり易かったことは勿論ですが、逆に、責任感を養わせて頂いたと思っています。今時のサラリーマンの上司に、こんなタイプの方は皆無でしょう・・・。貴方、いいお父さんに恵まれて、幸せだよっ」と、お応えした。
長男さん「家庭では、仕事の話は、一切なかったもんですから・・・」と、後ろを向いて、涙を堪えられる。
別室でコーヒーを飲む。
P1020342路.jpg
壁に掛けてあった書に「道」とある。
西岡さんが歩まれた「道」、大きな真っ直ぐな道であった。王道と言っても過言ではなかろう。
おいらの道なんぞ、曲がりくねった道を、あっちにフラフラ・こっちにフラフラに歩んでいた。僅か一年間の上司であったが、おいらには、10〜20年間も付き合った感じがする。それだけ、おいらにはインパクトがあったんだろう・・・。
おいら、亡骸に手を合わせ「ありがとうございました。和製トランプさん(ヘアスタイル・顔の輪郭・大仏さんのような目などソックリ)」と、心で呟く。
帰り道、ラジオから流れてくるニュース「アメリカ大統領にトランプ氏に当確が出た(おいら想像するに、これでTPPは墓場行き必至でしょう)」と。
激しい気性の持ち主に見えるトランプ氏。本当は、西岡さんみたいに、王道を歩む方と信じて止まない。
   サラリーマン 部下は選ぶことがてきても 上司を選ぶことできず 上司に恵まれるか否かは 運不運です
  
posted by 松つあん at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記