2016年06月13日

ダブルの人情話

震災後、かかりつけの病院に行った。
「松つあん!地震の影響はなかったかい」と、先生曰く。
「自宅の被害は、大したことはなかったんですが、予約の殆どがキャンセルで、新たな予約も皆無状態です。ま〜あ、半年はこんな状況が続くでしょう。ここは、ぐっと我慢です。しかし、従業員を抱えているホテル・旅館は大打撃でしょう」と、応える。
「そりぁ〜大変だね。近々、団体でキジ喰らいに行くからね」と、先生曰く。
それから一ヶ月後の本日、先生の家族とその仲間の方々がおみえになった。
商売と言うよりも、心が嬉しいねっ。
お出しした料理は「溶岩焼きコース」。
前菜、たたきを出し終わり、溶岩焼きの準備をする。
炭は簡易コンロで火をつける。
途中でガス欠なのか、火か消えた。
チャッカマンで火を差し込むと「ババ〜ン」とコンロが爆発。
P1010220ガス爆発.jpg
コンロが爆発で変形してしまった。運よく、おいらに怪我はなかった。
お客さまたちビックリ、障子を開けて「松つあん、大丈夫かい」と。
「久しぶりの来客に、コンロまでもが歓喜しちゃって、大暴れです」と応える。
「良かった・よかった。そいじゃ〜ぁ、松つあん、一緒に呑もう」と。
P1010221お客さま.jpg
「おいら、お酒に弱いもんで、皆さんにすぐに追いつき・追い越しますから」と言いながら、お酒が表面張力限界のグラスに口をつけ、グィ・グィ〜ッと呑み干す。
それを2〜3回繰り返していると、携帯がおいらを呼ぶ。
「ブログを見たよっ。キジの育雛器が不足してるって、こちらは新しい育雛器を手に入れたから、あげようか」と、同業者からの救いの電話である。なんと心優しい方なんであろうか。おいらには、こんな真似はできっこない。
てなことで、本日は二回に及ぶ人の情けを頂くことになりました。
   人情話 持つ盃に ついポトリ
posted by 松つあん at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記