2016年03月30日

半病人の老人が何故もてる

52年間も付き合っている先輩(74歳)が、田舎の病院から熊本市内の病院に移ったとの情報あり。どうも重症らしいとのこと。
この先輩、その昔、博打大好きな奴で(競輪・競馬・オートレース、麻雀・花札等々)、賭ける金額も半端ではなかった。おいらは運転手で同行していたんだが、殆ど手は出さなかった。
博才があったと思う。緻密な計算で本命狙い。競輪なんぞでは、150円の配当があれば御の字と豪語していた(100万円打てば50万円の儲けである)。そんなことで、トヨタマークU(40数年前は花形車)をキャッシュで買ったりで羽振りは良かった。
で〜つ、いつしかノミ行為(胴元)に走り、強面に目をつけられ、大変なことになったこともある。
ある日、バーで横に女を侍(はべ)らせ、酒を呑んでいたところ、強面と喧嘩になる。首に短刀を突き付けられた際「こいつは(おいらのこと)、関係ないから見逃してくれ」と、おいらをかばってくれた場面は、今でも鮮明に憶えている。
他にも色々あったが、人様に言えるような内容でないので、墓場まで持っていくことにします。
そんなことで、兄弟みたいな付き合いを続けていたんである。
前置きが長くなりました。
そんな先輩を見舞いに行ってきた。ある程度の覚悟を持って。
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酸素マスクを付けてはいるものの、いたって元気な様子であり、ホットする。
30代のビックリするような美人が、入れ替わりに見舞いに来る。
「誰だい?、今の綺麗な人は」と問うと。
「もうカレコレ5〜6年の付き合いかな〜ぁ。俺は、年寄って金もないし、おまけに半病人。何故なんだろう・・・、下心が無いからかな〜ぁ」と。
別棟から看護師さん二人が、笑顔で、おいで・おいでと手招きしている。病院でも人気者になっているのである。
この先輩、あと10年は大丈夫であろう・・・。見舞いに来たのが阿保らしくなり、病院を後にした。
   老いてなお 男の魅力 輝けり
 
posted by 松つあん at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記